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弦楽四重奏曲第1番 (ショスタコーヴィチ) : ウィキペディア日本語版 | 弦楽四重奏曲第1番 (ショスタコーヴィチ)[げんがくよんじゅうそうきょくだい1ばん]
弦楽四重奏曲第1番ハ長調op.49は、旧ソ連の作曲家、ショスタコーヴィチの書いた、最初の弦楽四重奏曲である。1938年に作曲された。 ==ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲== 20世紀最大の交響曲作曲家として知られるショスタコーヴィチだが、大勢の聴衆を前に演奏される交響曲の作曲については常に共産党政府の批判にさらされ、自由な作曲活動は制限されなければならなかった。一方ショスタコーヴィチが生涯にかけて取り組んだもう一つのジャンル、弦楽四重奏は聴衆の少なさ故か幸いに共産党政府の批判を逃れ、自由な作曲活動ができ、公には言えない自分の内面を表現したとされる。全15曲の弦楽四重奏曲の中には、ユダヤの影響(第4番)、自分のイニシャル(D-Es-C-H)を音名に織り込む(第8番)、ジャズの影響(第13番)など、ショスタコーヴィチの多様な作風をみることができる。
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